空想力
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空想力

いまの延長線上にない案を出し、小さく試して学びを得る力。

高低は優劣ではありません。成果につながる行動特性の現れ方として読んでください。

① この能力とは何か(現場で一言)

いまの延長線上にない案を出し、小さく試して学びを得る力。

② 高い人が実際によくやる行動
現場でよく見かける具体行動
  • 課題に対して案を多めに出し、あとで絞る
  • 『もし制約がなかったら』を一度考える
  • 小さな実験で仮説を検証する
  • 他業界のやり方を自社に翻訳する
  • ダメ出しの前に、まず広げる時間を取る
  • 顧客の未来シナリオを複数描いて提案する
  • 実験結果を次の案にすぐ反映する
③ 低い人によく見られる行動
劣っている意味ではありません。現れにくいときの傾向です
  • 既存案の微修正だけで終わりがち
  • 発散の時間を取れず、会議が収束だけになる
  • 実験せずに机上で否定する
  • 前例のない提案を避ける
  • アイデアが出ても実行に落ちない
  • 顧客の将来より、今の延長だけを語る
④ 上司が1on1で確認する質問
  1. 今週、既存の延長ではない案を出しましたか?
  2. 小さく試した実験はありますか?
  3. 他業界から借りた発想はありますか?
  4. 発散と収束の時間をどう分けましたか?
  5. アイデアを実行に落とす次の一歩は何ですか?
⑤ 面接で見抜く質問
  1. 前例のない提案や実験で成果を出した経験を教えてください。
  2. アイデアを小さく試した具体例はありますか?
  3. 発散が苦手なチームで、どう案を広げましたか?
  4. 机上の否定を避け、検証に進めた場面は?
  5. 創造的な案が実行に落ちなかった経験と学びは?
⑥ この能力が高い人の強み

新規開拓や新商品、行き詰まった局面の突破口をつくれる。提案の差別化につながる。

⑦ この能力が低い場合に起こりやすい失敗

同質化による失注、改善の頭打ち、競合追随のみ、挑戦文化の停滞が起きやすい。

⑧ 今日からできる育成方法

今日の課題に対し、あり得ない案を含めて5案出す。その中から1つを小さく試す。

⑨ この能力が重要になる職種

新規事業、商品企画、マーケティング、事業開発、提案営業、デザイン・プロダクト

よくある誤解

現実逃避ではありません。仮説を広げ、小さく試して学びを得る創造の進め方です。

関連コンピテンシー
あわせて学ぶと理解が深まります
おすすめ書籍
  • 『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング
  • 『創造的思考法』(発散と収束)