大局観
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大局観

目の前の作業を、上位の目的や事業の勝ち筋に結びつけて判断する力。

高低は優劣ではありません。成果につながる行動特性の現れ方として読んでください。

① この能力とは何か(現場で一言)

目の前の作業を、上位の目的や事業の勝ち筋に結びつけて判断する力。

② 高い人が実際によくやる行動
現場でよく見かける具体行動
  • タスクを『何のための仕事か』で説明できる
  • 部分最適になりそうなとき、全体への影響を指摘する
  • KPIと現場行動のつながりを言語化する
  • 短期対応と中長期の布石を分けて提案する
  • 優先順位を、事業目標から落とす
  • 細部に入りすぎたら、一歩引いて目的を確認する
  • 関係者に『今の選択が将来どう効くか』を伝える
③ 低い人によく見られる行動
劣っている意味ではありません。現れにくいときの傾向です
  • 目の前の作業に埋もれ、目的を見失う
  • 部分最適で他部署や顧客にしわ寄せが出る
  • KPIの意味を考えず、数字だけ追う
  • 短期対応に終始し、将来の布石が打てない
  • 優先順位が場当たりになる
  • 細部の議論で時間が溶け、決断が遅れる
④ 上司が1on1で確認する質問
  1. その仕事は、上位目的のどれに効きますか?
  2. 部分最適になっていないか、どこを心配していますか?
  3. 短期と中長期、どちらに寄せた判断ですか?
  4. KPIと現場行動のつながりを説明できますか?
  5. 今やっていることを止めたら、何が起きますか?
⑤ 面接で見抜く質問
  1. 目の前の要請と事業全体の最適がぶつかったとき、どう判断しましたか?
  2. KPIの意味を現場行動に翻訳した経験を教えてください。
  3. 短期対応と中長期投資を両立した例はありますか?
  4. 部分最適を是正し、全体成果につなげた場面は?
  5. 細部に入りすぎず、目的に戻した経験はありますか?
⑥ この能力が高い人の強み

意思決定の質が上がり、無駄打ちが減る。事業責任やマネジメントで差がつきやすい。

⑦ この能力が低い場合に起こりやすい失敗

頑張っているのに成果が薄い、部門対立、短期志向の積み残し、戦略の空中分解が起きやすい。

⑧ 今日からできる育成方法

今日の主タスクを『上位目的への効き』で1文説明する。優先が迷ったら目的に戻って選び直す。

⑨ この能力が重要になる職種

事業責任者、営業企画、マネジメント、コンサルタント、新規事業、経営企画

よくある誤解

抽象論が得意なだけではありません。上位目的と現場の行動を接続する視点です。

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あわせて学ぶと理解が深まります
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  • 『戦略プロフェッショナル』三枝匡
  • 『良い戦略、悪い戦略』リチャード・ルメルト