shakai
社会志向
目先の売上だけでなく、『誰のどんな価値につながるか』を考えて仕事を決める力。
高低は優劣ではありません。成果につながる行動特性の現れ方として読んでください。
① この能力とは何か(現場で一言)
目先の売上だけでなく、『誰のどんな価値につながるか』を考えて仕事を決める力。
② 高い人が実際によくやる行動
現場でよく見かける具体行動
- 提案の前に、顧客の先にいる利用者や社会への影響を考える
- 短期利益と信頼のバランスで判断する
- グレーな打ち手を避け、説明できる選択をする
- チームの判断基準に『誰のためか』を入れる
- クレームや不具合を、改善の起点として扱う
- 長期の関係を壊す数字の取り方をしない
- 自社都合の押しつけになっていないか確認する
③ 低い人によく見られる行動
劣っている意味ではありません。現れにくいときの傾向です
- 短期数字だけを見て、関係を消耗させる
- 顧客の先の利用者視点が薄い
- 説明しづらいやり方でも、成果のためならやりがち
- クレームを個別対応で終わらせ、仕組みにしない
- 自社都合の提案になり、信頼を落とす
- 長期影響を考えず、場当たりで決める
④ 上司が1on1で確認する質問
- その提案は、最終的に誰の価値になりますか?
- 短期数字と長期信頼、どちらに寄せた判断ですか?
- 説明しづらい打ち手になっていませんか?
- 顧客や社会への影響で心配な点はありますか?
- クレームや不具合から、何を仕組みに変えましたか?
⑤ 面接で見抜く質問
- 短期利益と長期信頼がぶつかったとき、どう判断しましたか?
- 顧客や利用者視点で提案を変えた経験を教えてください。
- 説明責任を果たすために、やめた打ち手はありますか?
- 不具合や苦情を改善につなげた例は?
- 社会的影響を考慮して意思決定した場面はありますか?
⑥ この能力が高い人の強み
長期の信頼とブランドを積み上げられる。無理な売り方を減らし、継続取引につながりやすい。
⑦ この能力が低い場合に起こりやすい失敗
短期数字後の関係悪化、クレーム増、評判リスク、優秀顧客の離反が起きやすい。
⑧ 今日からできる育成方法
今日の提案や判断を『誰の価値か』で1文書く。迷ったら説明できる選択を取る。
⑨ この能力が重要になる職種
法人営業、事業責任者、カスタマーサクセス、経営企画、公共・規制の多い業界、ブランド施策
よくある誤解
ボランティア志向だけではありません。仕事の社会的影響を踏まえて成果を定義する視点です。
おすすめ書籍
- 『パーパス経営』名和高司
- 『社会課題とビジネス』(社会的価値の考え方)